6気筒エンジン、FRの中で最もコスパの良い車種のうちの一つに挙げられるものが、”トヨタ マークX”でしょう。ゼロクラウンや初代レクサスISと同じプラットフォームを持ちながら、新車時車体価格も200万円台に抑えられ、それでいて高級感も損なっていない、こんな車両でした。
登場は2004年まで遡り、早20年目に入っています。そうすると、中古車市場もこなれており、かつ流行りに乗っていないセダンということもあって、今では格安で程度の良い車両を購入できます。
マークXには、大きく分けると2つの型があり、登場〜2009年までの120系、2009〜2019年のモデルを130系に分けられます。120系は2500ccと3000ccのパワートレインを備え、130系は2500ccと、一回りアップグレードした3500ccになります。
今回、コスパ重視でおすすめのグレードは130系2500ccのモデル(この中でも細かなグレード設定はたくさんありますが)。中古車市場でよく言われるのが、「グレードが高いものほどお買い得」ですが、こちらはやはり3000ccもしくはそれを超えるエンジンには一定の人気があることと、球数が少ないことが相まって、中古車価格にもそれが反映されています。また、120系と130系の差ですが、どちらかと言えば120系の方が安いものの、130系でもほぼ底値と言えるくらい価格は安くなっており、差は小さいです。また、130系の方が内装の質感や高級感が高く、金額最上の満足感を得られそうです。
運よく3500ccエンジン搭載車でお値打ちなものが見つかればラッキーですが、汎用性を持たせて探すなら2500ccモデルの豊富な在庫から選ぶ方が良さそうです。130系も2012年でマイナーチェンジがあり、フロントマスクが大きく変わっています。これは好みになりますが、私はマイナーチェンジ前の方がいいかな、、、。
おすすめモデルの130系2500cc、乗り出し価格50万円を切るものがいくつもありますので、その中で程度のいいものを選ぶといいでしょう。メンテナンスはもちろん、ヘッドライトの黄ばみが出やすい車両ですので、この辺りも気になるところ。お伝え忘れていましたが、130系から、2500ccのエンジンはレギュラー仕様となり、これもお得感ありです。
高級セダンと言われた車が50万円以下で買える、こんなお得感満載な環境、ぜひ利用したいですね。購入時に浮いたお金を有効に使い、是非有意義なカーライフをお過ごし下さい。
コメント