BMW5シリーズに試乗する機会がありました。こちら、面白いことに528iというグレードには2種類のエンジンがあります。スペックを比較してみると、エンジン以外はほぼ同じに見受けられます。これは、4気筒エンジンと6気筒エンジンの違いを感じるにはもってこいかと。
4気筒エンジンは低回転から豊かなトルクを発生させるターボエンジン、6気筒エンジンは3000ccの排気量が繰り出す滑らかな乗り心地。
ギア比も同じ、サスペンションも同じ、ボディ合成や遮音性も同じと思われる2台。さて違いは、、、
思ったより「別物」。はじめに6気筒エンジンから乗ってみると、その身のこなしの軽さ、アクセルの踏む量と車両の機動性のリンク、高回転でのフィーリング、すごくいい、、、
次に4気筒エンジン。あれっ?!こっちの方が速い!!?
素人が体感で分かるほどキビキビと動きます。アクセルも深く踏み込むことなくパワーが出るのには感動。エンジン回転数もしっかり上まで回ります。
でもなぜでしょう、、、なんか6気筒の方が気持ちいいんですよね、、、高級感やエンジンフィールの良さを求めるなら、やっぱり6気筒。走行性能は語る具を見れば納得でどのデータを見ても4気筒の方がいいのに。試乗の感じとスペックは非常に分かりやすい相関関係でした。改めて比較してみましたので是非ご参考にしてみてください。
結局、必要性をとるか、好みを取るか、乗る前からある程度予想できていた結果となりました。あとは維持費ですね。部品点数が多い6気筒の方が故障リスクが高く、燃費は悪いです。4気筒は税金も安く、燃費もいい。
また、今回の2つの車両は、新車時車体700万円を超えるものですが、中古車となった今では両方とも100万円以下で購入可能です。
結局、やっぱり好みなんだな、と感じた今回。皆様も是非自分好みの車で有意義なカーライフをお過ごし下さい。
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