4人乗れるオープンカー E93 BMWカブリオレ

200万円以下で買える

ふと、「オープンカーを所有してみたい」と思うことありませんか?そんな時、セカンドカーとして購入できる環境の方はいいのですが、そうでない方、かつご家族がいらっしゃる場合諦めてしまうことも多いのではないでしょうか。

今回は、”大人4人が乗れるオープンカー”の話です。その中でも、「6気筒エンジン」「FR」で絞ってみると国産ではなかなか見つからず、市場に比較的多く出ていたのはベンツEクラスカブリオレとBMW3シリーズのカブリオレでした。

どちらも好きなメーカーですが、3シリーズ(E91)は所有して気に入っていたこともあり今回はこちらの車種に絞って特徴をまとめてみたいと思います。以前も紹介したことがありますので、重複する点も多々ありますがご容赦ください。

さて、3シリーズカブリオレ、6気筒エンジンでお値打ちな中古車というと、E93型(2007.2~2014.2)があげられます。程度も様々ですが、100万円をきるものから市場に出ていて、走行の短い程度良好と思われるものでも300万円以下に収まる、コスパのいいモデルです。

また、お好きなかたはご存知かと思いますが、このE93型には面白い変遷があり、発売期間約7年ながら2度のモデルチェンジを行なっており、前期、中期、後期と呼ばれ、それぞれ特徴があります。モデルチェンジの目立った概要は以下の通りです。

  • 前期→中期・・・ミッションがトルコン6速ATからDCT7速に変更された。
  • 中期→後期・・・エンジンがツインターボエンジンからシングルターボエンジンに変更された。

一般的には新しい機構が搭載されている方が良いようにも感じられますが、この場合は一概には言えないようです。

まずはミッション。これまでの歴史と販売台数による信頼感から、前期型のトルコン6速ATを好むケースもあるようです。やはりミッションのトラブルは修理も高くつくでしょうし、DCTのギクシャク感も苦手な方も多いでしょう。

また、エンジンについては、ツインターボからシングルターボへ変わることにより、扱いやすさが増しているようですが、その性能と引き換えにツインターボの高回転における驚異的な加速が失われているという感覚もあるようです。

燃費や扱いやすさを第一に考えるのであれば、後期型がいいようにも思いますが、上記のようにそれぞれの好みも考慮して選ぶことも「楽しみ」として良いのではないでしょうか。

とは言え、年式も立っていることと、輸入車であることから程度の良い車両は限られるため、めぼしいものが見つかれば即買いする判断も必要かもしれません。

スペック上の比較は下記の通りです。

中期型のギア比は明確な情報がありませんでしたが、後期型と同様と思われます。デザインはあまり変わりありませんが、いずれも古さを感じさせず、いつまでも色褪せないモデル、かつ走行性能は素晴らしい車です。輸入車共通の注意点ですが、年式から経過しているため、ゴム類などの劣化やそれに伴うオイル漏れなどのケアが必要になるかと思いますが、ある程度のメンテナンスで十分に楽しめると思います。また、ボディ合成や屋根の耐久性などの観点からも、このモデルはメタルトップであることは嬉しいですね。

使い勝手の良いオープンカーの候補として、お乗り換えの候補になる際は是非検討してみて下さい。ちゃんと大人4名が乗れて、走りも、デザインも、オープンカーの爽快感も得られる超お買い得車で、有意義なカーライフをお過ごし下さい。

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