若い方はご存知ないかも知れませんが、かつて国産車は「最高出力の上限は280馬力まで」という規制がかかっていました。当然、技術的には作ることができましたが、その規制があるために敢えてデチューンして販売したこともあるようです(海外輸出用は300馬力ながら、日本販売モデルは280馬力に調整することも)。
2004年、ようやくその規制が撤廃され、最も早く280馬力を超える国産車として世に売り出されたのが「ホンダ レジェンド」だったのです。並いるスポーツカーを押し除けて、3500cc、300馬力を誇るエンジンが搭載された、ホンダのセダンが280馬力超の一番乗りだったのです(あくまでも純正カタログデータ上)。
このレジェンド、KB1型と言われるものですが、スタイリングも良く、さらにはSH -AWDという高機能駆動方式も採用。今でも程度の良い車両は、カッコよく、快適に、スポーティーな運転も楽しめる車、として狙い目。個人的にも大好きな車で、レザーシートにウッドコンビハンドルを備えた車両があれば、今でも購入したいと思っています。
もし興味をお持ちの方、年式から修理に必要な部品が出にくくなっていますので、低走行車両をオススメします。それでも総額100万円を下回ってきます。
レジェンドについては私個人としても思い入れがある車種で、また機会を作って取り上げてみたいと思います。その後もモデルチェンジを繰り返しておりますが、どのモデルについても魅力的です。皆様も、機会があれば注目してみる価値ありです。
それでは、素敵なカーライフをお過ごし下さい。
コメント