初代マカン(2014〜2015年) 中古でも狙い目!

300万円以下で買える

車の購入について(車に限らず)、”リセールが良いものは新車(新品)、リセールが悪いものは中古”が基本路線かと思っています。

今回お話ししたいのは、ポルシェマカン。高級スポーツカーブランドであるポルシェのSUVが「カイエン」と「マカン」。外見はそっくりながら、それぞれの特徴を備えています。それぞれの特徴については別の機会で触れたいと思いますが、リセールで考えると圧倒的に有利なのが「マカン」。ボディサイズが「カイエン」に比べて一回り小さく、都内の道路や駐車場にも停めやすい「マカン」は、ポルシェをファミリーユースで所有できる数少ない車種であり、その中でも人気のSUVでは唯一の存在になります。

こんなことから、「マカン」はリセール狙いで購入するユーザーも多く、新車購入し、2回目の車検となる5年後に売却しても買値の70%くらいで売却、もしくはもっと短期での売却を予定しているのでしょう。そこで気になるのが「維持費」ですね。ポルシェを所有したことがある方ならともかく、そうでない方はポルシェの維持費について不安をお持ちではないでしょうか。

そんな不安がありながらも、一度はポルシェオーナーになってみたい方にオススメのモデルが「ポルシェ マカン」の中でも「マカン」。”S"や”ターボ”が付いていないモデルです。これ、実は”アウディQ5”の兄弟車両。フォルクスワーゲングループで広く使われていて扱いやすい直列4気筒2リッターターボ。燃費も良く、サスペンションもバネ式。タイヤサイズが前後異なるので、消耗品としてのタイヤ代は少し高くつきますが、今はアジアンタイヤでも対応可能です。ちなみに、3リッターツインターボモデルである「マカンS」は「SQ5」と共通です。

中古車市場では、グレード間の新車時価格の差は大幅に詰められていますので高グレードほどコスパが良く感じられますが、ポルシェ独特のメンテナンスにおけるナーバスな面を払拭すること、税金・燃費を含めた消耗品のランニングコストに差が出そうなので、まずは「マカン」でポルシェオーナーになってみるのはいかがでしょうか。

所有してみるとさまざまな情報を掴めるもので、注意点を認識できるようになるだけでなく、ポルシェのメンテナンスに長けたショップや整備士の情報、人間関係ができたりするものです。メンテナンスに気を使いそうな高性能グレードにトライするかどうかは、その後からの方がいいと思います。

中古車市場では、自動車税が上がる登録から13年を迎える車両が安くなりがちです。初代「マカン」も、もうすぐ13年を迎える車両ということで、税金の値上がり分以上に車両価格が安くなっています。そもそも、ポルシェの中では低排気量である2,000ccですから、値上がりしたとしても年間約6,000円です。増税を敬遠して安くなった車両を狙って、比較的維持しやすいポルシェを購入。しかも日本の道路事情にマッチした車両サイズに人気のSUV。今が底値のような感じがします。

憧れのポルシェ。所有するだけでも喜びを感じられることでしょう。かつての憧れと秀逸なデザインを誇るSUVを自由に乗りこなし、有意義なカーライフを手に入れてみてはいかがですか。

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